オナ禁.comトップページMAIN>ナポレオン・ヒルから学ぶ性欲昇華理論(その1)

ナポレオン・ヒルから学ぶ性欲昇華理論(その1)

ここでは、アメリカの有名な哲学博士であるナポレオンヒルから、性欲の昇華理論について学びたいと思います。

ナポレオン・ヒルとは

皆さんが書店に行き、ビジネス書のコーナーを訪れれば、数多くの「成功」について書かれた本が並んでいるのを目の当たりにするでしょう。そして、その中には世界中に販売される大ベストセラーを出した著者の本も数多く並んでいるはずです。デール・カーネギー、スティーブン・R・コヴィー、オリソン・S・マーデンといった人たちの本です。ナポレオン・ヒルは、そういった成功哲学を打ち立てた人物の一人であり、世界で3000万部を売り上げた「思考は現実化する」の著者です。

当時新聞記者をしていたナポレオン・ヒルは、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーにより、万人が活用出来る「成功の秘訣」を体系化する作業を任されます。20年あまり研究を重ねた末、人生を成功に導く17の原理原則の体系化に成功します。
アンドリュー・カーネギー
アンドリュー・カーネギー(1835〜1919)

ナポレオン・ヒルが体系化した17の原理原則は、他の成功哲学では触れられていないポイントが含まれています。それは「性欲の昇華」についてです。彼は性の浪費を人生の浪費であると考え、性欲を他の力へ転化することにより、「凡人」が「天才」になれると考えました。

それでは、具体的にナポレオン・ヒルが性に関して、どのような態度と見解を持っていたのかを見ていきたいと思います。

成功者は皆性欲が強かった

ヒルは、成功哲学を打ち立てるために、様々なその分野における「成功者」の伝記を研究していきます。そうした中である一つの事実に気がつくのです。そう、「成功者は皆性欲が強い」と。

多くの人は、性の話となると、許せないほど無知だ。性の欲望は長年にわたって、無知な人や低俗な人たちにけなされたり茶化されたりしてきたのだから無理もない。男性でも女性でも、性欲が強いと思われている人は、実は嫉妬のせいもあって、往々にして疑いの目で見られてしまう。
筆者は研究を始めてまもなく、成功哲学がまだ芽生えたばかりの頃に、芸術、音楽、文学、政治、その他の分野の第一人者は、みな性欲が強いということを知った。伝記を念入りに調べたのは次のような人々だ。
ナポレオン・ボナパルト
シェークスピア
ジョージ・ワシントン
エブラハム・リンカーン
ラルフ・ウォルドー・エマソン
ロバート・バーンズ
トーマス・ジェファーソン
オスカー・ワイルド
ウッドロー・ウィルソン
スタンフォード・ホワイト
エンリコ・カルーソー
※1

十分な証拠をもとに考えてみると、宗教から芸術に至るまで、いわゆる『天啓』は、必ず性的接触への激しい欲望が引き金となっている。いわゆる『魅力的な』人は、みな性欲が強い。立派な人、魅惑的な人、多彩な人、何かに熟達した人は、たいてい性欲が強い。あなたのまわりにいる性欲が強いと思われる人はどんな人か、思い浮かべてみればおわかりいただけるだろう。※2

ヒルは、人が人生において成功を収めるためには、性的エネルギーが必要不可欠だと考えたのです。

強い性的欲望をなくしてしまうと、人にとって力となるものがすべて失われてしまう。それを確かめるためには、元気のよい種馬、あるいは牛や豚などの雄を去勢するとどうなるかを観察すればよい。性衝動をなくすと、人間をはじめとしてあらゆる動物は、他者にまさろうとする行動力も一緒になくしてしまう。これはよく知られている生物学上の事実で、議論の余地はない。また、これは意義の大きい重要な事実でもある。※3

※1 ナポレオン・ヒル『成功を約束する17の法則』寺西のぶ子訳、ソフトバンクパブリッシング、2005年、79頁−80頁。
※2 同上、81頁−82頁。
※3 同上、82頁。